2021.12.30 一升パンをお持ち込みくださったバースデーフォト撮影 こんにちは! スタジオオレンジ奈良店の伊藤です。 あっと言う間に師走も終わりに近づいてますね。 冬休みも始まり、皆様お忙しい日々を過ごしているとは思いますが、そんな合間にちょっとブログを読んで休憩しませんか。今日はどんなことを書こうか悩んでいたのですが、来年は寅年と言うことで、僕の地元にある信貴山の朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)についてちょっと紹介してみようかと思います。 なぜ今そこのお寺なのか!というのは実は、虎に所縁のある所なんです。 寅の年、寅の日、寅の刻 はるか遠い昔に聖徳太子が信貴山で必勝祈願を行うと、そこに毘沙門天が出現し(実は、日本で一番最初にご出現された所と伝えられています)、勝利を収めることになりました。 それがちょうど寅の年、寅の日、寅の刻であったと云われています。 そういうことから、朝護孫子寺には、寅に縁があるとされています。 実際に境内にはたくさんの寅の張り子や石像があり、入口近辺には大きい張り子の虎が出迎えてくれます。 阪神タイガースの方々も寅年のときには来ていると聞いたことがありますので、今年の初詣には来られるかはわからないですが、阪神ファンの方々は是非一度、初詣にいかがでしょうか。 ファンでない方も、来年は寅年ですので、お参りして虎の力を授かり、来年も健康、元気に、楽しく過ごせますように信貴山でお参りしましょう! ただ、交通規制などがあるので、事前にチェックをお願いします。 一升餅ではなく、一升パン! 一升餅とは、お子様が1歳の誕生日を迎える初誕生で一升餅を担がせ、選び取りをする日本の伝統行事です。 一升と一生をかけており、丸く、平たい形なので、 一生食べ物に困らないように 一生健やかで過ごせるように 一生円満で過ごせるように という願いも込められています。 地域ごとにやり方が違い、それぞれの個性や特性、形も変わり、最近では一升パンもあったり! ある程度の決まりに乗っかり、ご家庭ごとのオリジナリティも出せる寛容的な日本文化ですね。 少し前に、一升パンをお持ち込みいただき、貴重な場の撮影に入り、すごく楽しませていただきました。 上の写真は一升パンを背負って立ち上がってくれた瞬間なんです。 立ち上がってくれたら、身を立てられる、座り込んでくれれば、家にいてくれる、家を継いでくれる、 そして最後は転んで泣いちゃっても大丈夫! 転ぶことで、厄落としができた!とされますのでお子様らしく泣いて厄を振り払う姿も思い出の一つなのでその瞬間も残しましょう。 Kちゃんは立ち上がったあと、尻餅をついて泣いてくれました。 その姿もバッチリ写真に残させていただきましたよ。 是非皆様も一升餅、一升パンのお持ち込みくださいね。 それでは、今日はこの辺りで! 皆様、良いお年をお迎えくださいませ! prevスタジオオレンジの撮影風景ってどんなの? 一覧に戻る next今年1年、本当にありがとうございました!