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女の子の初着のご紹介!

こんにちは。
スタジオオレンジ奈良店の兒玉です。
今回はスタジオオレンジにある、女の子の初着をご紹介したいと思います。

初着(うぶぎ)とは

まず初めに、初着とは何かご説明したいと思います。
初着(うぶぎ)とは、お宮参りの際に赤ちゃんが初めて身につける伝統的なお着物です。
「一つ身」「産着」「のしめ」「掛着」とも呼ばれ、赤ちゃんが健やかに育ちますようにという願いが込められています。

お宮参りの時には、赤ちゃんに着せるのではなく、祖母、またはお母さんが赤ちゃんを抱いた上から覆いかけるように掛けて、抱っこしている人の背中の部分で紐を蝶結びして使用します。

女の子の初着

女の子の初着の場合は、赤やピンクなど明るい色の布地を使い、優しく美しく成長するように願いを込めてあしらわれる柄が多い傾向にあります。
代表的な柄の意味をご紹介していきたいと思いますので、初着を選ばれる際、少しでも参考にしていただけたらと思います。

手毬

女の子のお祝い着で、1番よく目にする柄として手毬(てまり)があります。
昔は、子供の遊び道具として使われたことから、可愛らしい女の子の象徴として、初着に限らず、七五三から成人式の振袖にいたるまで、女の子用の着物に幅広く描かれています。
手毬の柄には「何事も丸くおさまりますように」「丸々と健やかに成長しますように」という意味が込められています。

御所車(ごしょぐるま)

御所車は平安時代の貴族の乗り物として知られていますが、将来お生まれになったお子さまが「御所車に乗る貴族のように富に恵まれ、優雅な生活が送れますように」という意味が込められています。

ひらひらと舞う美しい蝶は、多くの人々を魅了する生き物です。
その見た目の美しさの通り、初着の蝶の柄には「美しい成長」という意味が込められています。
完全変態を遂げる神秘的な生態から、「不老長寿」や「立身出世」を願う意味もあります。

「桜」は、部分的な花びらまで含めると、ほとんどの女の子の初着に描かれています。
おおくの日本人から愛される桜のように、誰からも愛され、華のある美しい女性になってほしいという意味が込められています。
新たな門出の時期に咲く縁起のいい花なので、お子様の人生のスタートを祝うのにも、ふさわしい柄ですね。

牡丹・芍薬(ぼたん・しゃくやく)

牡丹や芍薬の花はとても華やかな花であることから、「美しく気品のある女性に育つように」との願いが込められた柄です。
単体であしらわれることは少なく、毬や花車などと合わせて用いられることが多いです。

ほんの少しではありますが、スタジオオレンジでご用意している初着の柄の意味をご紹介しました。
ピンクでも薄いピンクや濃いピンクなど、その子に似合う色があると思います。
お着物の色を選んだ上で、柄の意味もぜひ参考にしてみてください◎
今回ご紹介した他にもご用意しております。
ぜひご覧下さい。
女の子の初着はこちら

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